相続した空き家の所有者を確認する方法

相続した空き家の所有者を確認する方法

相続する場合、古く老朽化が進んでいる空き家も意外なことに多く存在します。
そういった空き家などは不動産の相続放棄をすることが難しいため、リフォームなどをすることも必要になるケースがあります。
ただ、リフォームをしたくても、建物の所有者がだれか、相続人は誰なのかわからなければ取り掛かることができないのです。
相続に必要な手続きを進めるため、まず空き家になる不動産の登記簿上の所有者と、相続人を明らかにする必要があります。
つまり、登記は登記名義人の方について行わなければなりませんので，例えば，亡くなられた方の御両親が登記名義人になっている場合は，まずその御両親からの相続登記を行う必要があります。

不動産登記事項証明書（登記簿）の内容から空き家の持ち主を確認する

空き家の所有者は亡くなった人と必ず合致するわけではなく、実際には登記簿上の所有者が違う場合があるため、確認する必要があります。
不動産である空き家（建物）は、所有者を法務局に登記する制度があり、誰でも土地や建物の所有者や面積、用途、権利関係などを確認できるようになっています。
まず、不動産登記事項証明書（いわゆる登記簿謄本）を見て、登記簿上の所有者を確認しましょう。