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卸売業の経営者必見!リスク回避のための登記情報
世の中には数多くの企業と業種があり、それぞれに経営者がいます。
すべての経営者の苦労の中でも、最も多いのは経理上の問題ではないでしょうか。
取引先から売上げを回収できなくなっては一大事ですから、雲行きが怪しい気配を感じたら、
早めに何らかの対策をとるべきです。
特に卸売業を営んでいる場合、大半は後払いとなり、売掛金が発生している状況でしょう。
品物が先に出ていき、卸先からのお金は後から入ってくるというシステムですから、
もし卸先の経営状態が悪化すると、場合によってはとんでもない損害を被り、
最悪の場合は自社の経営基盤も脅かされる事態に発展します。
それを100%回避する方法はないとしても、登記情報を見ることである程度の判断がつくことがあります。
登記情報を見続けていると、小さな変化に気づくことがあり、経営状態の推移を把握できます。
経営状態の悪化を早く察知することで、回収作業を早めたり、取引契約を打ち切るなどの措置を取れば、自社を守ることにつながります。
自分の会社と従業員、場合によっては株主を守るためにも、登記情報の活用を積極的に行うことをおすすめします。
卸売業は、卸先の一社が倒産することで、多くの関係先がそのあおりを受ける形で連鎖倒産に巻き込まれるケースが多いものです。
取引先の卸売企業の経営状態には、常に注意を払いましょう。
登記情報の頻繁な取得が面倒な人に
卸先企業の経営状態を確かめるため、定期的に登記簿を取得して情報をチェックすることは、
それなりに面倒ですし、時間も人手もかかります。
そんなとき、「登記見張り番」という検索サービスが便利です。
登記見張り番を活用すると、登記情報の変化が簡単に把握できます。
担保の設定情報や商号の変更情報、役員の変更などの細かい項目についても簡単に分かるので、
取引先企業について常にアップデートされた登記情報がチェックできます。
いちいち登記簿を取得して…ということをしなくて済むので、業務の効率化が望めるでしょう。
今まで以上によりリスクを回避しやすくなり、自社の安定経営につなげることができるはずです。