ホーム > 土地やマンションなど不動産物件の売買には重要な登記情報 > 登記情報の賢い活用術のいろいろ > 取り込み詐欺のワナに引っ掛かる前に登記情報で確認を
騙されないで!その発注は取り込み詐欺かもしれません
近年、「取り込み詐欺」という手口で個人や企業などからお金を騙し取ろうとする犯罪が増えています。
取り込み詐欺とは、商品が購入された際に相手方が料金を「後払い」と指定したにもかかわらず、
品物を送ってもその支払いを得られないというものを指します。
つまり、代金を支払ってもらえないまま商品だけを盗まれてしまうということ。
些細な額ならば良いということではありませんが、
金額や個数が多くなればなるほど損失が大きくなってしまうのは明白です。
このような卑劣なワナにかからないようにするために、
取引する相手の情報を事前に良く確認しておきましょう。
もしかしたら取り込み詐欺?怪しい取引先かどうかは登記情報を見れば分かる
取引の相手が企業を名乗っている場合には、「法人登記情報」を確認しておくことがオススメです。
近年では、インターネットからも簡単に登記情報を取ることが可能になっていますので、
少しでも怪しいと感じる場合には、積極的なチェックをすると良いでしょう。
本店の移転などを短いスパンで繰り返していないか、
任期中にも関わらず、役員が辞任や解任を繰り返す場合や、代表者が入れ替わっている場合などでは要注意です。
商業登記情報から詐欺の可能性を発見できる場合もございます。
代表者の変更と本店移転が同時期の場合などは、会社の売買があったと見て間違いありません。
登記情報以外にもある取り込み詐欺の見破り方
住宅地図に会社の名前があるかないか、又商業登記情報から代表者の自宅住所を探して
地図上に名前があるかどうかが重要です。
JTNマップは、地図上で名前が確認できる上に、登記情報を使ってビルやマンションの入居者の確認をすることが可能です。